京都二条寮

京都市上京区、二条城の北に位置する女子寮。

二条公園という大きな公園が隣にあるせいで、公園側の部屋は日中のみならず夜間もかなりうるさい。(夜はヤンキー、朝はラジオ体操)
休日になれば地域の親子がこぞって遊びに来るため静かな環境は得られない。
公園と反対側の部屋は比較的静かなため、入寮時先着順に行われるくじ引きは大事である。


他の寮と違い二条寮だけ自習室がない。
食堂を自習室として開放してくれるが平日21時~23時までの2時間のみ。机が狭いため利用人数は限られる。
受験生だけの寮に何故自習室を作らなかったのだろうか。

ドミトリーフェローという制度があるが利用者は殆どいない。各教科月に1回来るか来ないか程度なので、講師、フェロー、ひいては友達に聞いた方が圧倒的に早い。殆ど機能していないこの制度が寮のメリットして売り出されることは甚だ疑問である。

個室に洗濯機、ベランダがない。
洗濯機は1回100円、乾燥機は30分100円がかかる。
洗濯機は4台しかなく、明らかに寮生の数(40人程度)に対して洗濯機が少なすぎる。さらに、洗濯機の機種が古いのか、手入れがされていないのか、洗濯物の汚れが落ちない上に、ホコリのようなものがつく時もある。
また他人の柔軟剤の匂いがつく。
ベランダがないため年中部屋干しである。なかなか乾かないうえに、窓際で干す際には外からの視線に気をつけなければならない。(特に公園側)
屋上があるが、風ですぐに飛ばされるうえに、カラスや虫がいるため利用者は少ない。
ちなみに、窓を開けていると高確率で虫が入ってくる(公園と二条城があるため虫が多い)ために締め切っている寮生も少なくない。

二条公園前がタクシー運転手の休憩場所になっており、昼夜問わずタバコを吸う中年男性がたまっている。
そのためやはり公園側の部屋は外からの視線に気をつけなければならない。
カーテンが1枚しかないため、レースのカーテンを買うのがいいかもしれない。

ユニットバスは古い。平成生まれには経験のない古さ。トイレはウォシュレット機能がなく便座は温かくならない。
シャワーの水圧も弱く、温度設定がとても難しい。お湯は1日に80lの制限がある。(超えると水しか出ないという地獄)
そのためゆったりお湯に浸かることができない。
洗面台が小さいため顔を洗うとすぐに足元が濡れる。

用を足すところと歯を磨くところ食器を洗うところが隣ということに嫌悪感を覚える。

キッチンがなく不便。お弁当と買い弁は半々程度。ケトル、炊飯器、電子レンジ等調理器具があると便利。中にはIHを買った人もいる。


部屋によって大きさや設備に差があり、中には冷凍庫がない部屋もある。
(2016年6月末より、全部屋に冷凍庫付き冷蔵庫が設置された。)

2016年8月末に全室の机と椅子が交換された。

ベッドはマットレスがないため、入寮時にマットレスを持参することをお勧めする。

来年度に部屋の壁紙が変更予定のため、先んじて空き部屋が張り替えられた。
ピンクの部屋とグリーンの部屋があるが、ピンクの部屋はカーテンもピンクのためラ◯ホテルさながらである。
あの部屋で勉強に集中できるか誰も考えなかったのだろうか。

近くにある学伸寮との差に不満を抱いている寮生がほとんど。寮費をもっと安くしてやっと納得のいくレベルである。

食事量も男子寮と違ってかなり少なく、全く美味しくない。野菜は安価に手に入る決まったものしか出ず、火が通っていないものが多い。また衛生面の問題から卵、肉料理は少なく、冷凍食品がとても多い。また塩分が多く、ポテトフライは塩の味しかしない。
食器も学校の給食に使われているようなプラスチック製の物。
食事による癒しは全くといっていいほどない。
ホームシック(酷いと退寮)の原因は殆どが食事だろう。
あまりにひどいが改善されないため、諦めて定期的に外食に行ったり、自室で作ってしまう寮生もいる。

すぐ近くに駿台京都校がある。

河合塾京都校までは自転車で15分程度。
駐輪場が寮生分の自転車に対してとても狭いため朝出るだけで一苦労である。

セキュリティがとても緩い。
日中は常に開いており、監視する人もいないため誰でも入りたい放題である。

総じて二条寮の生活レベルはとても低い。
入寮を考える人は、受験のストレスに加えて生活でのあらゆるストレスに耐えられるかをよくよく考えるべきである。

もし他の寮と迷っているなら、迷わず他の寮に行かれることをお勧めする。

2016年度は2名退寮。

  • 最終更新:2017-02-15 22:33:49

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