古川哲嗣

京都工芸繊維大卒業。大学で博士号を取得。京都大学医学部大学院中退。大学院に入ったものの、自分は研究があまり好きではないと気づき中退され、偉いさんが発見した公式などを我がもの顔で人に教える方が自分は向いていると思い河合塾講師となられたそう。専門は分子生物学 そのためか糖や核酸、アミノ酸の辺りの説明は詳しく問題文で間違えてる部分をディスる。

関西の河合塾化学科の講師の中では大西正浩先生と並ぶ人気講師。関西地区のトップ層の生徒は、大西先生と古川先生でほぼ二分されていると言っても過言ではない。生徒によって大西先生との好みは完全に分かれる。
主に大阪校、天王寺校、神戸三宮校、上本町校に出講している(京都校は、来ていないorz...)。特に、神戸三宮校には週4日(2018年度)出講していらっしゃる。
神戸三宮校の東大・京大・阪大受験生は一年間古川先生の授業しか受けずに入試に臨む人が多い。

阪大オープン、神大オープン、全統マーク模試の作成チーフを担当している。また映像のサテライト講座も担当している。

授業では、高校で教わる化学のどこが間違っているか、どれだけ使いものにならないか、を説明する。それから、正しいやり方を教えていく。ただし、特に有機に関しては、日本の教育課程では理由まで分かるのには大学の3回生になるまでかかるとし、覚えなければならないことはちゃんと教えてくださる。そのため授業は分かりやすい。
授業内容に関する補足情報などを先生の持つ物理、生物、歴史、地理公民の膨大な知識を用いて生徒の頭に残るようわかりやすく伝えてくださる。雑談だと思って呑気に聞いている生徒が多いと厳しい言葉をかけることもある。古川先生にとって授業とは「高度な理論の厳密でないイメージの伝達の場。」である。そのための話であるために、雑談だと思ってぼーっとしている生徒には腹が立つのだろう。しっかりと吸収しようとして、授業に臨むべきである。「雑談ちゃうぞ!メモせぇ💢💢!!!」ある教室では授業の終わり際に 君らぼーっと聞いてるけど大丈夫か?とだけ言い去って行かれたという。その後の空気は言うまでもない。その知識量の多さから、西尾先生に京大オープンの生物の問題作成を頼まれた。もしかしたら本当に作るかもしれないらしい。

板書の字は汚め。書き方が悪いのか、チョークと黒板とのキーキーという摩擦音が鳴ってしまうことがしばしば多いので、そこだけが欠点。この音が嫌いな人は少し我慢しなければならない。

現役生の大半がお世話になるリードαや重要問題集も「ペラペラの解説だ」と批判している。また、化学の新研究の間違いについて指摘することもある。

授業では詳しい説明の入ったプリントを用いることが多い。プリントはその詳しさゆえ、パクろうとするものもしばしば現れる。解説している問題と関連した追加問題をその場で生徒に出題し、解かせることがよくある。残り5分で授業内容が終わると一度やったことのある問題を出してくれたりする。復習には大変良い。

網羅的に対策するのがしづらい論述問題をまとめたプリントを作成し、受講している生徒はホームページからダウンロードできるようになっている。このプリントには教科書ではぼかされているような正確な定義(水素結合の定義など)なども載っていて論述対策だけでなく化学の基本事項の深い理解にもつながる。
また、他の講師が教えていないような解法を紹介する。その多くは、無駄な計算を省ける(ややこしい計算ばかりやる人を計算マゾと呼んでいる)ものである。ただし、むちゃくちゃなその場しのぎのものではなく、きちんとした理論の裏付けがある上での解法である。
質量保存をよく使う。高分子での計算は質量保存でやることを強く推奨される。大西先生も使う方だが、もっと使っているように思える。常にモル比と質量比の両方を考え、計算しやすいほうで計算することを教えてくださる。
また比例計算もよく使う。こうした計算方法を習得したおかげで化学の成績が爆上がりする人がかなりいる。
基礎・完成シリーズ・夏期冬期講習を通して、さまざまな問題で基本的な同じ原則の話が出てくるので本当によく身につく。
単位の(mol/L)を「モールパーリータ」と読む。最初はものすごく違和感を感じるが、3、4講目頃から徐々に慣れてくる。
最近は「モール毎リータ」といっている気がする(2019年 6月)
例え話をすることが多い。二段滴定をサルとバナナで例えたり、浸透圧をディズニーランドの入場口で例えたりなど、非常にわかりやすく面白い。
授業に絡めた雑談もかなり多い。その内容がかなり面白いため、授業内容が頭に入りやすい。お酒絡みの話が多いような気もするが…
ときどき下ネタも言う。そして、なかなかにエグかったりする。(古川先生の先輩が彼女を妊娠させた話とか、、、)(特に、化学?? 第9講)その他、勉強方法の話や、自分の父親や娘の話をすることも。

授業では寝ている生徒にはかなり厳しい。黒板を叩いて、「寝るな!!!」と大声でマイクでブチ切れるのは名物であり、伝統でもあるらしい。隣の教室まで聞こえてくる。机を蹴り飛ばす。チョークも投げ飛ばす。生徒をぼこぼこにしばく。起きるまでビンタ。受講証を奪って、チューターに連れて行かせたほどキレる。(化学*第12講では黒板を平手打ちし衝撃波を発生させた)ちなみに男の子、女の子、子供関係なし

夏期講習のテーマ化学(無機)ではプリントに家でお手軽にできる実験方法を記載する程やたらテルミット反応について詳しくやる。古川先生のテーマ化学(無機)を受講すると無機の知識が格段に上がり、無機がただの暗記分野ではなくなる。理屈と共にかなり根強い思考が身につく。
寝ている人の起こし方から怖い先生だと思いがちであるが、質問に行くとものすごく優しい生徒思い。ギャップに惚れる男子生徒も少なくないようだ。

天王寺校発足時の初めてのTテキスト担当講師は師であった。(言うまでもなく他校舎のTテキストはすべて大西先生である)

マーガリンが大嫌い。詳しくは、先生の油脂の授業で分かる。
ちなみに、先生が嫌いなもの上位3つは、?占い師?マーガリン?アサリ である。

先生はネット事情に詳しく、教え子の小松先生がこのwikiを知っているにも関わらず、古川先生は語らないので、このwikiを嫌っている可能性がある。古川先生の前で、wikiについて話さないのが無難である。殴られるかも。

色弱(緑とオレンジの区別がつかない)である。また外斜視でもある。
2013年度から、白衣を着ている。その下はたいていアロハシャツ、または、スポーツウェア。ちなみにあの白衣はドラマ「ガリレオ」で福山雅治が着ていたのと同じものらしい。

変わった形の靴を履いている。

歩きスマホで自転車に轢かれかけた。

たまに授業で 問題をサクッと解けるようになって欲しいな と言うことがある。
その言葉は計算工夫をして解けるようになれ、と言うメッセージかもしれない。

河合塾採用時、師を担当する職員以外の全員が師の採用に反対だったそうだが、その担当職員さんが一生懸命に説得して下さり、現在に至る。その職員さんには感謝以外の言葉が見つからない。

娘は神戸高校出身。
父とはとても仲が悪かったそう。師のエピソードを聞く限り父も化学には相当詳しく、幼少期にブラウン運動やチンダル現象などについて教わっていたそうだ。どうやら近畿で一番大きい水質調査の企業の社長だったらしく、師も大学生の頃琵琶湖の水質調査のアルバイトをしたことがある。

先生が幼少期に祖父と初めて会った際、両手に獣を抱え、腰にハブを巻き付けていたそう。その記憶を師は「ビビりました」とおっしゃる。なお、血は争えないようである。

ハチミツを蜂ゲロ(ハチの吐いたゲロ)と呼ぶ。

数日後に殺された893の人を山の中で助けたことがあるらしい。ニュースを見て驚かれたそう。

2018年度基礎シリーズ開始直前にツイッターアカウントが左の人に通報されたため1年間したツイートを全て警察官に遡られたそうだ。あるクラスの初回授業で、左寄りの主張をする人たちのことをインパクトある言葉(ここには書けないような言葉である)で罵ってのけ、生徒たちを戦かせた。

(政治思想の良し悪しについては、書くと荒れる可能性があるので書かないように。)

浪人時代には代ゼミと駿台に通っていたそう。(2浪)
代ゼミ化学科の小川仁志先生が師匠である。
大学時代は、ノーベル化学賞受賞者の福井謙一氏(故人)に教わっていた。福井氏の有機化学の授業は難しく、古川先生の学年では、最高の評価「優」をもらったのは、古川先生とアキノ君を含めた3人だけだったという。
博士号に関しては、博士号を取っていない先輩と外国に行った時、先生本人のみホテルで高い部屋に割り当てられ、気まずかった、というエピソードがある。また、そのことから、外国では博士号がいかに大事かを学んだ、という。

ツイッター、フェイスブック、mixi、全て本名でやっており、他の講師(科目、所属予備校問わず)と化学や勉強方法について議論していることがある。プロフィールに本名や自分の顔写真を使うようになった事で、SNS上で変な人に絡まれる事が昔に比べると減ったと述べていた。また、独自のホームページを作っていて、黒板を使う授業では説明しにくいことを映像を使って説明している。それらはYouTubeでも見ることができる。

  • 最終更新:2023-12-17 09:02:18

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