大西正浩

京大卒。凛々しい。関西の河合塾化学科の誇るトップ講師。全国の河合塾化学科で一番偉い。(実質的な化学科の牽引を担う。主任は別の先生が務めている。)
眼鏡をかけた、小太りの人。浪人したことがある。
大阪、上本町、京都校、大阪校医進館に出講。Tテキストの担当のみ。Tテキストの作成プロジェクトチーフ及び京大即応オープン作成チーフをつとめる。他にも全統模試(第2回大問チーフ)など数多くのプロジェクトに関与されている。現役生のテキストの作成の際にも目を通しているとおっしゃられていた。
高3OW後半のテストゼミ問題は師によるもの。

某S予備校化学科トップの石川先生とで関西の頭の良い生徒の人気を二分しており、大西先生のほうが良かったという生徒もいれば、石川先生のほうが良かったという生徒もいる。完全に生徒の好みによるところは多いが、授業スタイルがそもそも違うので、どちらが上という議論は出来ない(し、馬鹿らしい)。
ただし、駿台の講師であり全国にその名を轟かせる超有名大物講師竹岡広信先生は、「河合塾には大西という素晴らしい講師がいるが、それでも石川先生には敵わない。彼は本来名誉教授になっていてもおかしくない人物なのだから」とおっしゃっていた。
関西河合塾の化学は大西先生と古川先生でもっていると言っても過言ではない。
がらがら声かつダミ声、そしてものすごい関西弁で授業するので、すごく頭に残る。ただ、時々喉がつぶれるのではないかと思うぐらいとんでもない声が出ることがある。
授業では前方の席(主に1~3列目)に座っている生徒を当てながら進めていく。(後方の席はほとんど無視に近い)
師が気に入った生徒は何回も“彼(彼女)”と当てられる。“彼(彼女)”と毎回当てられ続けても、なお前の方の席で受け続けた生徒の合格率は非常に高い(らしい)。
講習などで人数の少ない場合、質問の嵐になることは覚悟しよう。(東大志望のそう多くない関西なので東大化学の講習では実質マンツーマンレベルだったこともあったとか・・・)

入試で差のつくところのポイントに重点を置いた解説をするなど上級者向けの授業をするので、化学に自信がなければ後ろの方に座っておくか、またはほかの先生にする方が無難かもしれない。とはいえ近畿圏の上位講座は全て大西先生が担当している。講師の名前が講座に入っている授業が2講座も存在するのはおそらく後にも先にも師だけであろう。(夏以降はお歳のわりに働きすぎなぐらい授業や会議が入っている。休みがほとんど無い。そのため英語科の中尾先生によると年俸が1億を超えているそうだ。師曰くあんまりお金持ってるように見えませんよね。お腹はちょっと出てますけど(笑)
他にも森井先生、別宮先生といった各科目のトップクラスの重鎮の先生と仲良し。喫煙室では常に他の先生と喋っておられる。)

授業の特徴
基本的に、師の自作プリントを使い、問題に関連する事柄を説明していくスタイル。授業で扱う事項はプリントに簡潔にまとめてあるが、基本的にはノートに板書や説明を(プリントに書いてあることと重複していても)写したりメモをとる方が絶対にいい。毎回プリントに書けるスペースがあるとは限らないし、なにより板書やメモを取ることで頭に残り、復習もしやすいからである。
なお、師は「ノートを全部取ろうと思うなよ。シランカッタワァっていう箇所だけメモしていけばええからな。」とおっしゃっている。
入試で掘り下げて訊かれる箇所は詳しく、そうでない所は入試で要るレベルを、メリハリをつけておしえてくれる。論述でよく訊かれるような所は答案に書くべきキーワードを強調してくれる。授業中は内容がいろんな方向に飛んでいくので、非常に分かりやすいが予習の努力が授業とあまり比例してこない。講義でテキストの問題がカバーできているときは、「もうこの問題、しゃべられへん」として特に問題解説は行わないこともよくある。

駿台化学科は化学の基本法則からその歴史から学んだり、有機でも電子論等の細かい理論から説明したりするが、大西化学科は完全に入試に出る事項に特化している。出ないところは基本で扱うところであっても触れすらしないし、有機でも理論的な説明は必要な部分だけである。あとはよく出るが受験生がよく間違える箇所を徹底的にピックアップしてその部分を授業する。「みんなができるとこを僕が言うてもしゃあないやん。みんなできひんとこを僕がやったらええねん。」(本人談)
実際、大西先生の授業の魅力として、(オーバーワークではないかと思えるほどに)徹底的に盲点となりがちなところを潰していって下さるので、しっかり復習していれば本番で分からない問題に出会っても(ほとんど無かったが)、「他の受験生に分かるはずがない」という自信が生まれることも大きい。捨てるべき問題などにも授業中言及して下さるので非常にテンポよく解ける。

生徒が授業内容を吸収しやすいように、できるだけ分かりやすい単語を使っている。例えば、定数などを適当に単純な数値にして説明する。モルも、~molというのを「~個」として説明する。「この化合物、分子量仮に100としよか。これを水に溶かしたんやて。100個溶かしたでええやん。」慣れないうちは少しとっつきにくいかもしれないが、慣れると、モルで説明されるよりイメージしやすくわかりやすいことに気づくだろう。酸塩基や酸化還元反応関しては共役の図を用いた師独特の説明をなさり、それに慣れるとかなり問題が解きやすい。他にも、「酸塩基反応は水素イオンの『授受』→酸塩基反応は水素イオンの『キャッチボール』や~!」「アンモニアは水酸化ナトリウムと同じ、『塩基』である→アンモニアは水酸化ナトリウムの『親戚』や~!」「『計算』→『算数』」といったものがある。詳しくは、大西正浩先生の単語一覧を参照。

有機の異性体の授業は目からウロコ。構造決定問題の解説も、短時間で点になる攻め方の解法をしてくださる。
レギュラー授業で配られる押さえるべき事項がまとめられたプリントは評判が良い。(もちろん授業である程度は説明もされるので適宜メモすることを勧める)

授業ではあらゆるところに仕掛けを用意している。例えば、ある項目を最後まで説明するが、途中でわざと受験生が起こしやすいミスをしている。説明し終わると、「これが典型的な誤答の例です」と前の方の生徒を当てて、「彼(または、彼女)、僕、どこ間違えた?」と聞いてくる。答えられなくても、大抵の場合は「かめへん、かめへん」と優しく言ってくれる。ただし直近の授業で何度もやった大事な箇所を答えられなかったり、完成シリーズに入ってから基礎シリーズでやったことが答えられなかったりすると少々厳しい。「これ出てくんの、今日で三回目やで」「これ、基礎シリーズでとっくに終わってるやん。夏の間の復習、足りんのちゃうか。」
なおこの、説明のあとに実はそれが受験生の典型的な誤りであったことが判明する師の説明方法は、相応の化学の学力を有していたとしても、説明中にどの部分が間違っているかが分からなくなるばかりでなく、逆にどこまでが正しい説明かが分からず、これまで積み上げてきた自らの化学に対する見方に重大な混乱をきたす恐れがある。師の授業を体験などで1度をうけてみて、師との相性があまりよくないと感じた時は、大人しく古川先生など他の先生の授業をとることを強くおすすめする。普通に授業を理解できている人は何の問題もない。
また、授業で扱う問題とは別に、関連した難問を紹介することがある。その時は決まって、「入試でおんなじ問題は出えへん。どんな形で出てくるかわからへん。こういうのもやっとこ。ものはついでや。」と言う。

授業後の質問にはしっかり対応してもらえるので、疑問点があれば要点をまとめてから聞くとよい。こちらが理解するまでとことん付き合ってくださる。本当に丁寧。ただ、あまりに的外れだったりいい加減な質問だと「論外。」と一蹴されることも。ただ怒っているわけではないので萎縮しすぎないように。質問が終わると素晴らしい笑顔とともに「頑張れよ」「遅いから気付けて帰りな」「分からんとこあったらいつでもきいや」と非常に心優しい言葉をかけてくださる。
また講習では問題の解答プリントを配らない講座もあるので、その場合は板書の答えをきっちり移し、書き漏らしがあれば授業後に聞きに行くとよい。ただ、あえて配らないのは、その講座は答えが大事なのではなくて解き方、プロセスが大事なのでそこをしっかり復習するようにというメッセージでもある。

2学期から、大阪校で大西先生担当のセンター化学が開講される。センターの授業も、非常にうまい。間違えやすいポイントに絞って、問題以外のところも、「モノはついでやから、こういうのもしゃべっとこ。」と言って典型的な誤答例などを話していく。控えめに言って非常に役立つ。満点狙いの人がとっても得るものはある。
黒板一枚を使って一問解くので、ノートも黒板と同じように横向きで使用するとよい。

以下、参考までに2017年度の担当講座の一覧。
  • 高校グリーンコース
高3 ONE WEX化学 大阪(水)
高3 トップレベル化学 大阪(土)・京都(月)・上本町(火)
高3 ハイパー大西化学 大阪(金)
高3 センター試験対策化学 大阪(土)
高2 ONE WEX化学 大阪(木)
高2 大西エキスパート化学塾 京都(日)

  • 春期講習
新高3 ハイパー大西化学-新高3生対象- 大阪
新高3 ONE WEX化学-新高3生対象- 大阪
新高3・高卒 化学[発展]-難関大入試へのアプローチ- 大阪・京都・上本町
新高2 ONE WEX化学 大阪

  • 夏期講習
高3・高卒 トップ・ハイレベル総合化学 大阪・京都・上本町
高3・高卒 テーマ化学(無機) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 化学(有機演習)[発展]-構造決定と高分子- 大阪・京都・上本町
高3・高卒 京大化学 大阪・京都・上本町
高3・高卒 化学(速度と平衡)[発展] 大阪・京都・上本町
高3・高卒 東大化学 大阪・京都・上本町
高3 ハイパー大西化学-高3生対象- 大阪
高2 ONE WEX化学 大阪・上本町
高2 大西エキスパート化学塾 夏期ゼミ 京都

  • 冬期講習
高3・高卒 東大化学(冬期) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 京大化学(冬期) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 阪大化学(冬期) 大阪
高3・高卒 トップ・ハイレベル総合化学(冬期) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 センター試験本番突破化学テスト(直前) 上本町
高3・高卒 東大化学テスト(直前) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 京大化学テスト(直前) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 阪大化学テスト(直前) 大阪
高3・高卒 国公立大医系化学テスト(直前) 大阪・京都・上本町
高3・高卒 頻出化学テスト(直前) 大阪・京都
高3・高卒 有機化学完全攻略テスト(直前) 大阪
高3 ハイパー大西化学 直前ゼミ 大阪
高3・高卒 京大本番プレテスト(直前) 映像
高2 ONE WEX化学(冬期) 大阪・上本町

お人柄
生徒がいつ質問に行ったらいいか分かるように、毎月初めの授業での授業プリントの裏に師のスケジュールが印刷してあるが、明らかに働き過ぎである。日曜日も模試の会議などで埋まっていることが多い。(中尾先生曰く、河合塾講師の中で大西先生は最も働いているらしい。)
さらには、2017年度から、京都校で高2トップ生を対象にした『大西エキスパート化学塾』という特別授業を毎週日曜日に担当している。また、上記の校舎では土曜日に適宜行われるゼミも担当し、現役(ハイパー、ONE WEX、トップなど)も担当している。そのうえ、イベントも多数担当しており、講習の担当数も他の講師に比べて異常に多い。
「僕は基本授業の1時間前には来てるはずやからな、来てなかったらどっかで過労死してるわ」
なお、2015年度の夏期講習での大阪校での授業後、塾内で倒れられてそのまま入院となってしまった。原因はどう考えても働き過ぎていることであろう。大西先生は病床を抜け出して授業に行こうとしたところ、医者と職員に必死に止められたらしい。先生は同年の完成シリーズから無事に復帰なさった。
2016年にも、秋に右足を骨折して1週間ほど休みになった。どうかお身体にはお気をつけて下さい。


  • 最終更新:2018-12-10 13:28:50

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